|
2004.9 |
|
2004.10 |
|
2004.11 |
|
2004.12
12/17
486`。11月下旬から屋内坂路(750b)でハロン18秒のキャンターを行うまで調整が進んでいましたが、12月に入って左前球節の種子骨周辺に熱感がみられたため、運動のペースを落として数日様子を見ました。しかし、それでも熱感が消えることはなかったため、12月8日からはパドック放牧とウォーキングマシン運動のみで様子を見ています。少なくとも12月一杯は乗り運動を行わず経過を観察する予定です。この時期の休養はデビュー時期にそう大きな影響を及ぼさないこと、まだ無理をして進める時期ではないということもあり、良化を待って調教を再開することになりました。
(キャロットクラブより)
|
|
2005.1
1/18
497`。体高158a、胸囲188a、管囲19.0a。左前脚種子骨炎のため、この中間もパドック放牧と1日50分のウォーキングマシン調整を行っています。乗り運動を中止して約1ヶ月が経ちますが、依然として同箇所に腫れと熱感が残っているため、引き続き、同様のメニューで様子を見ていきます。
(キャロットクラブより)
|
|
2005.2
496`。左前脚種子骨炎を考慮し、乗り運動を控え、1日50分のウォーキングマシンで様子を見てきたこともあり、ここにきてようやく同箇所の腫れと熱感が治まりつつある感じです。そのため、近々乗り運動を開始することになりました。馬自身もそれを察したのか、「走りたい!」と言わんばかりに非常に元気のいいところをみせています。うずうずしているように乗り運動の休止がストレスとなっている感じもあるので、脚元の状態を見ながらになりますが、なるべく早く運動を開始し、今までのストレスを発散してあげられればと思っています。
(キャロットクラブより)
|
|
2005.3
499`。左前種子骨炎も良化してきたことから、3月1日より乗り運動を開始しました。現在は屋内周回コースでダク3000mを行っています。長めの距離を乗り込んでいることにより、休養からくる馬体の張りも取れ、精神的にも落ち着いてきました。2ヶ月ほどの休養でしたが、馬体はさほど太くなく、脚元への負担もそう気にせず運動できそうです。当然のことながら乗り込み量は他馬に遅れを取りますが、馬体面に目を移すと胸前、トモの発達が特に素晴らしく、同期のどの馬にも負けないものをもっています。実際、前脚の掻き込み、後脚の蹴っ張りはパワーに満ち溢れ、無事に行ってくれさえすれば、大きな成功を収める可能性は非常に高いと思われます。今後徐々にペースを上げていくことになりますが、その都度、左前脚種子骨の状態を見ながら、慎重に進めていきます。
(キャロットクラブより)
|
|
2005.4
502`。この中間も徐々にペースを上げています。現在は屋内周回コースでダク500m、ハロン22〜24秒のキャンター1000mを行っています。乗り込みを継続しているように順調ではありますが、冬場の休養の原因となった左前種子骨に腫れや熱感があったりなかったりとまだ不安定な状態であることから、もうしばらくは現状の軽い運動を続けて様子をみようと思っています。ただ、現状のスロー調整にもかかわらず乗り役からは「乗り味が抜群」と高い評価が挙がっていることから、もてる資質の高さは疑いようがありません。太め感も無く良好なコンディションを保っていることから、脚元さえ良化すればペースアップに十分対応できるので、今は我慢のしどころだと考えています。
(キャロットクラブより)
|
|
2005.5
500`。現在は屋内坂路コースを2本、ハロン16〜18秒のキャンター調整を行っています。
冬場に乗り運動を休止する原因となった左前球節はまだ完全にすっきりはしていませんが、乗り込みを続けても悪くなる傾向はないので様子を見ながら進めています。
やや口向きの悪い面はありますが、動きには冴えが出てきました。
トモや胸前の造りは2歳馬離れしたものがありますが、まだ乗り込みが不足していることから実が入っていない感じを受けます。
しかし、現時点でも乗り役から「蹴りが非常に強く、素晴らしい推進力が感じられる」と感想が洩れているように、実がしっかりと詰まった際はどのくらいの動きを見せてくれるか非常に楽しみでなりません。
馬体に張りがあり、体調自体は高い次元で推移していることもあり、今後は脚元に気をつけながら徐々にペースを上げていきます。
(キャロットクラブより)
|
写真はもう少しお待ちください。 |
2005.6
500`。これまで屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター調整を続けてきましたが、体調も良好で冬場に気になった左前球節の状態もよいことから、この中間からより負荷のかかるダート周回コースで距離を長めに乗る調教を取り入れています。現在はダート周回コースでハロン18秒(終い16秒)のキャンター2500mを行っています。このダートコースは非常に砂が深いことから体にかかる負荷も非常に大きく、若馬では1000m程度の乗り込みでバテる馬もいますが、本馬は2500mという比較的長めの距離を走っても息遣い、脚捌きに乱れは一切ありません。このあたりからかなりのスタミナを有していることは間違いなく、今後もこの長所を生かしつつ、更なる上積みを狙った調教を課していくことになります。
(キャロットクラブより)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|